2017年7月27日木曜日

小泉純一郎に学ぶカテゴリーマーケティング、B層からの脱却



Tです、

子犬って好きですか?

私は好きです。

小さな手足に可愛い尻尾、
つぶらな目に吸い込まれそうです。

「キュイーン」と愛くるしい
鳴き声は心をワシ掴みますし、

まだミルクのような匂いの子犬は
ギュッと抱きしめたくなります。

まあ、ほぼ誰でも好きだと思います。

だからこそ、

これ…

誰かと仲良くなるちょっとした
テクニックとして使う事ができます。

「子犬って好きー?」

と聞いて可愛らしい画像を
スマホで見せて喋りかければ、
十中八九、心を開いてくれます。

これが人間の共感という心理です。

「この人は自分の所属する同じグループだ」
「この人は違うところのグループだ」

と、

人間の頭の中ではこのように
カテゴリーに分別する癖があります。
(縄張り争いの本能から来る)

だから先ほどの質問で

共通のものが好き=仲間

と認識するのです。

異性と仲良くなるにも使えます。

で、警告です!

これを悪用する輩がいるのです。

1つは、

ビジネスマン。

私たちコピーライターは、
中でも心理誘導のプロです。

人間の心理パターンを日夜研究し、
どうすれば0.1%でも広告の
反応率を高められるか?

テストを繰り返す人種です。

こうしてお金を巻き上げます。

でも…

最終的には素晴らしい商品を提供
するためにその力を使うものです。

(そうではない詐欺師もいるので注意!)

で、もう1つが、

政治家です。

小泉純一郎という政治家を今の
若い子は知らないかもしれません。

2001年に首相に就任した
彼の内閣支持率は戦後最高の
87.1パーセントを叩き出しました。

「小泉フィーバー」「小泉劇場」

などと呼ばれたその背景には
広告会社が作ったある戦略
あったのです。

2005年の郵政選挙で、
小泉純一郎という元首相は、

カテゴリーマーケティングを
乱用してこのブームを作りました。

「聖域なき構造改革!」
「自民党をぶっこわせ」

など過激で分かりやすい
一言キャッチフレーズ、

X-Japanというロックバンドの
曲を使ったコマーシャル、

なんと風呂上がりのバスローブ姿が
掲載された写真集まで販売しました。

そして、

小泉のキャラクターを面白がった
具体的な事は分からない、普段
政治のことを全く考えない人々から
大量の票を集めたのです。

でも、

安易に政治家の口車に乗れば、、

全てを奪われることになります。

お金だけでなく人生の全てが
搾取され翻弄され続けるのです。


セクシーショットで票集め…


- - - - - - - - - -PR- - - - - - - - - -
奪われる人から奪う人へ立場逆転!
奥さんに応援される優しいヤリ方…
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政府は私たち国民に、

バカになってもらい、
貧しくなってもらい、
惨めになってもらい、
元気を無くしてもらいたい、

と心から願っているようです。

なぜなら…

コントロールが楽だからです。

だから朝から晩まで行動を
管理しコントロールしようとします。

決められた時間に起床し、
決められたルートで出勤し、
決められた食事を食べ、
決められた時間に帰宅し、
決められた番組を見るよう


実際に見事に誘導しています。。

それどころか生まれる場所
から死ぬ場所まで全て管理され、

国民の資産の全て把握して、逆算し、
時間をかけて全てを奪うよう
しっかり計算されています。

もちろん適度なガス抜きも必要ですから、

「パンとサーカスを与えよ」

という権力者が古代から
使ってきた作戦は今も継続中です。

「人気俳優が結婚した」

という理由だけで落ち込み寝込む。

「ひいきの野球チームが負けた」

といってイライラし不機嫌になる。

暗いニュースや社会問題を
有る事無い事、徹底的に取り上げて、
未来に絶望感を与える。

「私はこんな真面目に頑張ってるのに、
悪い奴が社会を悪くしているのだ!」

と、

ストレスの矛先を仕立てられた
「悪者」に向けさせます。

全てがバーチャルな自分の人生とは
かけ離れた場所で起きているのに…です。

小さなテレビという箱に
人生を翻弄され続けています。

家族をバラバラにし核家族化、
孤立化を促し、自立を強要します。

で、たくさん税金を取るのです。

「目立ったらイジメられる…」

と、

嫌われないよう目立たぬよう、
ひっそり生きるよう牙を抜かれます。

成功者を恨み妬み、自信を持たないよう、
セルフイメージを下げようとします。

競争社会に巻き込まれ
ストレスとプレッシャーで、
肉体的にも精神的にも疲弊します。

でも…

医療も保険制度も滅茶苦茶です。

失敗まみれの不幸な人生を送るよう
計算しつくして誘導しているのです。


小泉のカテゴリーマーケティング


「Tさん、言い過ぎですよ!

政府は私たちの生活を考え、
日々、しっかり頑張ってるのです。

幸福の追求って憲法にも
書いてあるじゃないですか。

国民主権ですよ。私たちが政府を
コントロールしてるのですよ!!」

…と怒る人もいるかもしれません。

が、

本当でしょうか?

2005年の選挙戦で、
小泉純一郎チームは国民を
4つのカテゴリーに分類しました。

縦軸に
「IQが高い」「IQが低い」

横軸に
「保守的か」「革新的か」

と4つのカテゴリーに分けました。

で、

IQの低くて革新的なグループを
「B層」と呼ぶそうです。

小泉はこのB層を徹底的に狙いました。

簡単に言えば、

「バカな大衆」

という事です。

自分の信念もなく、

刺激的な言葉に脊髄反射的に
条件反射のよう反応してしまう。

自分の意見も考えもなく、
トレンドのキーワードに流され
メディアの言いなりになります。

でも自分では賢いと信じ込み、

新聞を丹念に読み、ニュースを
熱心に見て、社会問題に関心を装い、
自分が良識のある人物と思い込む。

権威を嫌う一方で権威に弱く、
テレビや新聞の報道、政治家、
大学教授の言葉を鵜呑みにし、

踊らされ、騙されたと憤慨し、
その後も永遠に騙され続ける。

これがB層で定義されるカテゴリーです。

こうしたカテゴリーマーケティング
の力を使って選挙で圧勝したのです。

もし…

あなたも「バカ」という
言葉でビクンと来たなら、

B層の可能性があります。。

(私はバカより下なので安心。
ニュースは見たことがない!ガハハ
先日、都知事が女性と初めて知った…)

でも、

どうにか脱却しなければ真に
自由で豊かな人生は送れません。


政治家の大衆扇動技術は高度化?


小泉純一郎が使った4つの
カテゴリーマーケティングを
私も最近知ったのですが、

とても興味深かったです。

でも、

やはりマス・マーケティングと
DRMは違うと感じました。

(DRM=ダイレクト・レスポンス・マーケティング)

ニッチマーケティングを生業とする
私たちはこんな大雑把なカテゴリー
では全く通用しません。

さらに細かくカテゴリーを分解し、
伝えるメッセージを変える必要があります。

私自身は、

コピーライティングという知恵を
学んだおかげで、こうした色々な
仕組みが見えるようになりました。

コピーライティングに出会えなければ、

IQもなく、良識もなければ、
影響力も何もないD層として…
(つまりホームレスに近い存在)

私は社会から見捨てられた存在として
生きる羽目になった可能性が高いです。 

危ないところでした。。

つまり、

B層から脱却するためには
まずは自分自身を自覚して、

他人が「バカ」とか「アホ」とか
どーにもならないコントロール外
にあることは気にしないで、

自分の中にある「バカさ」や
「未熟さ」を受け入れ、認め、認識し

それを1つずつ壊して改善し
成長していかないといけません。

他人、周りに流されるのでなく
価値観を自分中心に戻すのです。

私は政治の事は分かりません。

批判する気も批評する気もありません。

正確に言えば、これぽっちも
分かろうとしていないのです。

なぜなら、私の力で出来る事が
ほとんど何もないからです。

であれば、

自分でコントロールできるビジネスに
フォーカスした方が良いです。

コピーライターになれば、

人間心理について「攻め」と
「守り」をどちらも学べます。

政治家や権力者、マスコミに
翻弄されないで、搾取されないよう
防御対策を立てることができます。

逆に、

B層にモノを売りつけ豊かになって
搾取する側に回ることもできます。

お金持ちになれるスキルなのです。

ただ、

ここで1つ注意です。

政治家や広告屋やマスコミに
自分の1票を裏で操られてる…

と思うとムカつきませんか?

そうです。

テクニックの反動は怖いです。

人は「テクニックで誘導された」
と感じると必ず逆の方向に動きます。

マーケティングでも小手先の
テクニックを使いすぎると必ず
反動がくるのです。

冒頭の「子犬が好き?」作戦ですが、
それで女性と仲良くなっても、

「パグが好きかどうか?」

で大ゲンカの言い争いになる事もあります。

(私は犬は好きですが、パグは嫌いです。)

ここで、

小手先のテクニックではない
次元を超えたマーケティングを
仕掛ける男がいます。

それが仙人さんです。

彼は手の内を全て明かすのです。

毎回、毎回、異次元の強烈な
マーケティングを仕掛けますが、
毎回リピーター、ファンを増やします。

まるで愚地独歩が弟子たちに

「ガードを固めなさい。
今から正拳突きを打つ」

と言うような正々堂々とした
スッキリしたやり方です。
(漫画『刃牙』参照)

もし…

あなたも搾取される
人生に違和感を感じるなら、

彼から次元の違うビジネスの
やり方を学んでみてください。

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