Tです、
ロバート・デ・ニーロさん
って知っていますか?
アメリカのおじいちゃんです。
たくさん映画に出ています。
若い子は知らないかも知れませんが、
彼は役作りのために徹底準備する男です。
(痩せたり太ったり、髪の毛をむしったり、、)
その姿勢が多くの映画ファンに尊敬され、
アクターの中のアクターと呼ばれる人物です。
「タクシードライバー」
という映画を私は以前に見ました。
その中で主人公のデ・ニーロが、
念願の初デートに誘った
女の子をポルノ映画に誘い、
見事に振られたシーンがあります。
「え?なんでダメなの、、
俺はいつも行ってるのに…」
と不可思議な顔をしてたのが印象的です。
狂気を持つ若者デ・ニーロは、
まさに自分中心のエゴの塊
のような人物を演じていました。
私が今学んでいる、
X-Jr.コピーライター養成スクール
第3話の授業を聞いていて、
その場面をハッと思い出したのです。
「アホだな、トラヴィス(役名)…」
と当時は思っていたのですが、
よくよく考えれば、
自分も似たことをやっています。
昔、女の子にあげた物、
連れて行った場所、会話の内容、、
など思い出せば思い出すほど、
自分中心のエゴで物を考えていた
と顔が赤くなります。
どうりでモテないはずです…
自分が楽しい、気持ちいい、嬉しい、、
ということは、
相手は必ずしも同じことを
感じているわけではありません。
そして、
「自分」視点ではなく「相手」視点
これに気づいた瞬間から、
ビジネスの成功も始まるのです。
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人差し指の位置を少し動かすだけで
ビジネスの問題が氷解するテクニック
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「問題さえ解決できたらビジネスはうまくいく」
と聞いてどう感じますか?
「まあ確かに、問題がなくなれば
うまくいくんじゃないの。。」
と感じると思います。
私もそう思います。
でも、
この言葉に素直に純粋に
従って大失敗した奴がいます。
なんとソイツは
「2000億円」
もの損をしたのです。
2000億円は巨額すぎます。
家族4人で東京ディズニーランドで
目いっぱい遊んでかかる費用(20万円)
で100万回も行けるのです。
365日毎日行き続けたとしても、
2700年以上かかります。
そもそもディズニーランドを
そっくりそのまま買っても
1580億円と言われますから
400億円近いお釣りがくるのです。
その規模のお金を損したのが、
アメリカのエドセル(Edsel)君です。
…
彼のフルネームは、
エドセル・フォード君です。
そうです。
実はかの有名なフォード自動車
ヘンリー・フォードさんの息子さんです。
が、
エドセルさん自身が
失敗をしたわけではありません。
1950年代フォード社は
問題を抱えていました。
車の製造でビジネスの歴史上
最も画期的なイノベーションを起こし、
アメリカ産業のトップを走っていた
フォード社もライバル参入の憂き目に遭い、
非常に困っていたのです。
富裕層向けの高級車リンカーンと
庶民向けの大衆車のフォード、
は業績好調を維持していました。
が、この時代にアメリカで
増えていた中間層に向けた車が
フォード社になくて困っていました。
ライバルがその分野でシェアを拡大し、
フォード社は焦っていたのです。
そこで、
一世一代の社運をかけた
プロジェクトが始まります。
その中間層向け車に冠した名が
「エドセル」です。
当時の車産業は花形です。
今でいうグーグルやアップル
のような感じです。
全米の天才が集まっています。
高学歴で優秀な従業員を抱えています。
デザインから開発、マーケティング、
販売システム、セールスシステム、
など完璧に準備されました。
天才チームが一丸となり
必死に努力をして頑張りました。
が、
結果は惨憺たるものでした。。。
どれだけ広告を打っても売れない、、
それどころか誹謗中傷の嵐です。
「あの車は便器の形に似ている!」
とか、
「女性の下腹部のアソコにそっくりだ!」
という、
破廉恥すぎる非難までなされたのです。
メガネをクイッと上げた
フェミニズム運動家が
血管が切れるほど激怒し
ヒステリックに声をあげそうな、
誹謗中傷を受けたのです。
最終的にエドセルの失敗でフォード社の
損失は、1960年当時でも異常な額の
3億5,000万ドル
(現在の日本円で約2000億円)
に達したと言われています。
女のアソコ…に見えますか? |
エドセルの失敗は繰り返してはならない…
「マーケティング史上に残る最大の失敗」
ビジネスの教訓として
言い伝えられる事例なのです。
これ、、
何が失敗の原因か分かりますか?
フォード社は「自分の」問題を
解決しようと頑張っていたのです。
「中間層向けの車がない」
これはフォード社の問題でしたが、
お客様の問題ではなかったのです。
それを創業者の息子の名前を
付けて販売する…
完全に自分目線のプロジェクトです。
…
どれだけ豊富な資本があっても、
マーケティングを頑張っても、
天才すぎる人材を集めても、
運が味方しても、
強固なブランドがあっても、
自分視点の自分勝手なビジネスを
すると絶対にうまく行きません。
相手視点(お客様視点)
を忘れた時おぞましいほどの
失敗をするのです。
…
エゴの塊のような私はこの話を聞き
ガタガタ震えてしまいました。
この教訓を忘れる自信があります。
ちょっとうまく行っただけで
調子に乗って「俺は天才だ!すごい!」
と「相手目線」を忘れ「自分目線」で
仕事をする確信めいたものがあります。
もちろん億単位の失敗は無理ですが、
30万円でも10万円でも
失敗してお金を損するとすれば、
心臓が押しつぶされそうなほど嫌です。
エドセルの教訓は頭に
叩き込んでおかないといけません。
が、
他人の失敗から学ぶ…これは
思ったより難しいことです。
ついつい
「自分は大丈夫」「俺だけはイケる!」
と思ってしまいます。
ただ、
やはり長期的に成功をし続ける
真の成功者というのは
失敗に対するマインドセットが
凡人とは違う気がします。
そこで、
X-Jr.コピーライター養成スクール
講師である仙人さんに、
質問したくなりました。
「失敗に対するマインドセットを
教えてください」
「他人の教訓を活かす方法があれば
ぜひ教えていただきたいです。」
「相手視点のビジネスを忘れない
ための工夫はあるのでしょうか?」
…
自分大好き人間…からの脱却! |
エドセルの教訓ですが、
逆に言えば、
私は巷のビジネスマンの多くに
IQも学歴でも優秀さでも敵いません。
でも、
「自分視点でなく相手視点」
たった一つのマインドセット
さえ忘れなければ、
じわじわと成功できる気もします。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」
と言ったビスマルクさんは、
ドイツ帝国の初代首相です。
首相にまでなった人物の言葉は
ありがたい言葉ということでしょう。
他者の教訓から学べる人は
とても賢いと思います。
が、
私はビスマルクと聞くと、
半熟卵が乗ったピザをついつい
想像してしまう愚者の代表です。
性欲も食欲も煩悩が頭から離れない、
エゴの塊のような私です。
これからもたくさん失敗するはずです。
でも、
一歩ずつ正しい道に進めば
成功者にたどり着くと信じています。
X-Jr.コピーライター養成スクール
ではコピーライターとして成功する
本質から正しい道を教えてくれます。
講師である仙人さんがこれまでした
多くの失敗・経験を踏まえた上で、
エッセンスを絞って教えてくれます。
「仙人さんの失敗に対するマインドセット」
これからスクールで
質問する機会があれば、
「はい!」と右手を綺麗に伸ばし
聞いてみたいと思います!
答えはこのブログでもシェアする
かも知れないのでお見逃しなく。
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